三瓶小豆原埋没林公園

島根県大田市にある三瓶小豆原埋没林公園

ニュースレター

2016年3月号

三瓶の美味しいお店 手打ちそば千蓼庵

今回の三瓶の美味しいお店は、大田市三瓶町小屋原の「手打ちそば千蓼庵」さんです。
三瓶そばの伝統を引き継ぎ、地域活性化に向けた活動を行っている「三瓶在来蕎麦の会」のメンバーで、後継者育成やそば打ち教室などの活動にも精力的に取り組まれています。

 

三瓶山麓のそば畑。向こうに男三瓶山がそびえる。

三瓶山の山ろくに広がるそば畑

 

店舗は三瓶山西麓の小屋原地区にあり、近くには山あいの一軒宿、小屋原温泉があります。三瓶小豆原埋没林公園からも比較的近く、車で15分ほどの距離です。古民家を改装した店内は、とても落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事が楽しめます。

 

千蓼庵の店内

千蓼庵の店内

 

店では、三瓶山地域で栽培された在来そばをその都度製粉して手打ちし、香り高く美味しいそばとして地元でも評判です。


店主のおすすめは、石臼で粗く挽き割ったそばをつなぎを使わずそば粉のみで打った、「あら挽き十割そば」。あら挽きにすることでそばの香りが引き立ち、そば本来の味と独特の食感が楽しめる、そば好きにはたまらない一品です。
ちなみに、1895(明治28)年に京都の老舗蕎麦屋の河道屋が発行した「蕎麦志」では、全国17カ所の有力なそばの産地のひとつに石見国が挙げられ、三瓶山のものが特に良いと記されています。その伝統を受け継ぐ三瓶そばの味をぜひおためし下さい。
 
 
三瓶山千蓼庵のそば
 
千蓼庵のそば
 
 
雪割一華(ユキワリイチゲ)

三瓶小豆原埋没林公園から徒歩で10分ほどの所にあるユキワリイチゲの群生地では、今年も可憐な花が咲き始めています。

ふくらんだユキワリイチゲのつぼみ

開きかけたユキワリイチゲのつぼみ

 

ユキワリイチゲは、「スプリング エフェメラル(春の妖精)」とされる花のひとつで、雪溶け間もない地面に薄紫色の花を咲かせます。
花言葉は「幸せになる」で、冬の厳しい寒さに耐え、春の陽ざしに花開くこの花のように、頑張れば「幸せになる」という事を教えてくれている気がします。見ごろは3月中旬頃で、陽ざしが当たっている時だけ花が開き、夜や雨の日は閉じてうつむいています。 早春の晴れた日に、春の妖精ユキワリイチゲに会いに出掛けられてみてはいかがでしょうか。

 

大田市三瓶町多根のユキワリイチゲ自生地

一面に咲くユキワリイチゲ(多根のユキワリイチゲ自生地)

 

三瓶ダム ~ 大田市三瓶町野城 ~

三瓶ダムは、大田市街地から埋没林公園に向かう県道56号大田佐田線沿いにある多目的ダムで、1996年に完成しました。ダム湖は三瓶山の古名に因み「さひめ湖」と命名され、赤雁に腰かけた「さひめちゃん」というマスコットキャラクターもあります。
さひめ湖を囲むように、テニスコートや小さな公園があり、ダムに流れ込む三瓶川の親水広場は、夏の水遊び場所に最適です。ダムの周囲をウオーキングしたり、広場でグラウンドゴルフを楽しむ人の姿も見られ、大田市民のちょっとした憩いのスポットになっています。
ダム堤体の近くには、水質浄化を目的とした噴水があり、休日の夜にはライトアップされることもあります。ダムの管理棟では三瓶ダムの模型等でダムの仕組みを見る事もでき、また全国460ヶ所で配布されているダムカードも貰えます。埋没林にお越しの際には、三瓶ダムにも立ち寄ってみてくださいね。

 

三瓶ダムと三瓶山

三瓶ダム堤体全景