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イベント情報

夏期特別企画展「RECORD~化石が語る山陰山陽三億年~」

2018.06.14

夏期特別企画展「RECORD~化石が語る山陰山陽三億年~」

【開催期間】7月14日(土)~9月30日(日)
【休  館】定休日 毎週火曜日 ※夏休み期間7月15日~8月31日は毎日開館
【料  金】大人1,200 小中高生200円 幼児無料
 
 
 
 この展示では、中国地方を代表する貴重な化石標本に加えて、世界各地の「一級品」の化石標本を展示し、中国地方の話題を軸にしながら、大地と生命の歴史を紹介します。
 中国地方には、約3億年前から現世に至るいくつかの時代に関して、日本を代表する化石産地があります。秋吉石灰岩の化石群、美祢層群(山口県)の昆虫化石群、成羽層群(岡山県)の植物化石群、備北層群(広島県)のクジラ化石、瀬戸内海のナウマンゾウ化石など、これらは国内のみならず世界的にも注目される資料で、今回のテーマの中心的な展示です。
 また、世界各地の化石標本は大型で見栄えがするものが中心で、個人収集家が博物館設立を目的に集めた一級品が揃っており、当館では過去に例がない規模(総展示数350点程度)の化石展示になります。
 
 
おもな展示標本
 
~数十万年前の日本列島に生息していた巨大なシカ、「オオツノジカ」~
秋吉台の石灰岩洞窟からは、そこに転落した哺乳類などの化石が多数発見されており、日本列島に人類が登場する少し前の動物相を示す貴重な資料となっています。なかでも、オオツノジカの全身骨格は全国的に貴重な資料で、山口県立博物館の「象徴」となっている標本です。
 
 
~世界の化石標本の数々~
一級の資料が集まるコレクションです。博物館建設を目指して、自然史的な意味があり、かつ見栄えがする資料を中心に集めており、先カンブリア代から新第三紀まで幅広く、各種の化石があることが特徴です。個人収集家から海士町が買い取ったもので、海士町内で短期間の展示は行ったことがあるものの、本格的な展示は今回が初めてです。総点数45点。
小型の海生爬虫類、メソサウルス
 
恐竜の卵
 
小型翼竜、ゲルマノダクティウス
 
シーラカンス
 
大型のアンモナイト
 
 
 
~三葉虫の大コレクション~
鹿児島市在住の個人収集家が収集した数百点にのぼる三葉虫コレクションの一部(100点以上を想定)します。これほど多数の三葉虫を一度に展示することは滅多にないと思われます。
 
 
~日本最古級の昆虫化石~
山口県美祢市を中心に分布する美祢層群は、かつて国内唯一の無煙炭を産出した地層で、中生代の植物化石を多産します。植物化石とともに昆虫化石も見つかり、国内最古級の昆虫化石群であると同時に、その産出数と種数の豊富さは、世界的にも注目される存在です。
今回、昆虫化石を3点借用し、展示します。
 
 

~「日本最古の森」成羽の植物化石~
岡山県高梁市に分布する成羽層群からは中生代の植物化石が多く見つかり、「日本最古の森」と称されることがあります。この化石群の中から、代表的な種を展示します。シダ植物の一種、ヤブレカサボウシは、成羽の植物化石群を代表する化石です。

 

~庄原のヤマオカクジラ~
広島県庄原市に分布する備北層群(新生代)は、世界有数のクジラ化石多産層で、個体が識別できるものだけでも30~40頭分、ばらばらで一部のみの化石は数え切れないほど見つかっています。今回、この地層で発見されて命名されたヤマオカクジラの未成獣の化石(ほぼ全身分)を展示します。

 

~瀬戸内海のナウマンゾウと江津のステゴドンゾウ~
瀬戸内海海底からはしばしばナウマンゾウやシカの化石が引き揚げられます。数万年前の日本列島に生息していた大型哺乳類を示す貴重な資料で、今回はほぼ完形の大腿骨などを展示します。また、江津市のステゴドンゾウ化石は市指定の天然記念物になっているものの、一般的にはほとんど知られておらず、今回、この標本も展示します。

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