月イチガク⑪「先端技術で年輪を読む」
1年に1本ずつ作られる年輪には、その年の気象を物語る情報が残されている!
生きている木や埋もれ木の年輪を高精度で分析することで、過去の気候変化やその木が生きていた時代を知ることができるという最新の研究について、名古屋大学大学院環境学研究科の中塚 武教授にうかがいます。
中塚教授は、樹木年輪の安定同位体比分析を用いた気候変動等の研究で2021年日本第四紀学会学術賞を受賞されたことをはじめ、「気候変動からよみなおす日本史」(全6巻、臨川書店刊)等の著書があり、古環境研究の第一人者として知られます。
三瓶小豆原埋没林の試料も研究対象とされ、紀元前2000年から紀元前2400年前頃までの古気候解析を試みていらっしゃいます。この時代は、世界の古代文明の消長と気候の関係が解明されることも期待されており、今回の講座でご紹介いただく予定です。
縄文の森ミュージアムのガイダンス室で参加できるほか、自宅からオンラインでの視聴も可能です。
オンライン(Zoom)での視聴も可能です。
オンライン視聴をご希望の方は、メールでお申し込みください。前日までにZoom会議への招待を返送します。
カテゴリー | 教室 |
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日時 | – |
会場 | さんべ縄文の森ミュージアム |
定員 | 会場参加:20名/オンライン参加:100名 |
料金 | 大人300円・小中高生100円(入館料)/オンライン参加無料 |