○特集1:石見銀山の山に登る
○特集2:大田の海を楽しむ
石見銀山の山に登る
古い町並みと間歩(坑道)が石見銀山観光の中心ですが、アウトドア志向の方に石見銀山の山の登山がおすすめ。
銀山の本体である仙ノ山、その隣にあって銀山の城だった「山吹城」があった要害山、銀山から港までを見下ろす城があった矢滝城山など、低山歩きを楽しみつつ、石見銀山の歴史に“直接”触れることができる場所が揃っています。
○仙ノ山
かつて銀を産出して、日本と世界の歴史にひとつの画期をもたらした石見銀山とは、この仙ノ山のことです。
山中には少なくとも17世紀までさかのぼる採掘の跡が多く残り、この山を歩かずして石見銀山を知ることはできないと言って良い場所です。
<ルート>
大田市水上町の「原田駐車場」から本谷を登り、山頂近くの石銀に至ります。見どころは、本谷の途中にある大久保間歩から本間歩までの間と、石銀集落跡。石銀集落跡は一見何もない平坦地のようですが、発掘調査でわかった建物敷地などが示され、井戸の跡も残り、標高500mの山頂付近に集落があったことを実感できます。
石銀から山頂は20分ほど。石銀と山頂の間は竹などが茂って道がわかりにくく、山頂も眺望がありません。山頂にこだわらなければ、石銀までで引き返しても良いかも。
石銀から大森の町並み側の佐毘売山神社付近に至る道もあります。
○要害山
石見銀山本体の城だった山吹城があった山で、山頂部には城に関係する地形がよく残っています。
車両の通行が規制されている町並み側から登るためにアクセスはやや不便ですが、世界遺産センター駐車場から登山口まで徒歩で約30分、大森バス停からは約15分です。
「山吹城登山口」の標柱(ほか各方面の道標も兼ねる)から山道に入り、しばらく登ると「牛の首」という峠に到着します。ここから左に進むと階段の道です。階段は長く単調で、登山としてはやや面白みにかけるかも知れません。150m以上の高低差を階段で上ると、まもなく山頂の平坦地です。
アクセスが悪いものの、登山として楽しいのは龍現寺間歩側です。こちら側は道がやや荒れている場所もあるものの、比較的歩きやすい山道です。
○矢滝城山
登山口からの高低差約230m、約30分の登りで抜群の眺望に出会うことができる矢滝城山。石見銀山の仙ノ山を見下ろし、銀山の港だった温泉津とそこに続く街道を一望、遠くは山口県萩市の高山(こうやま)も見えます。ここには石見銀山守衛の山城があり、山頂の城跡範囲は世界遺産エリアです。
<ルート>
祖式町と温泉津町をつなぐ県道201号線の矢滝トンネルの祖式町側が登山口で、4,5台は駐車可能なスペースがあります。登山道は少し急な箇所がありますが、全体に歩きやすく、地元の方によってよく手入れされています。山頂は開けた草地で見晴らしがよく、古いテレビ塔の建物が休憩場所にちょうど良い空間になっています。
大田の海を楽しむ
三瓶山の特徴のひとつは、海に近いこと。北の原キャンプ場から最も近い鳥井海岸、久手海岸までは車で約30分、鳴き砂海岸として天然記念物の琴ヶ浜までも約45分で、浜あり磯ありで釣り場にも恵まれています。
○鳥井海岸
隣の久手海岸とともに、三瓶山から最も近い砂浜で、夏は海水浴を楽しむことができます。日本海の水平線に沈む夕日は日ごとに様子が異なり、暗くなると水平線付近にイカ釣り船の漁り火がともる景色もおすすめです。
鳥井海岸の夕日
○和江港
日帰りで新鮮な魚を水揚げする大田の一日漁の拠点となる港。釣り場としても人気が高く、ヒラメの日本記録が釣り上げられたことも。夏は手軽にサビキでアジ釣りを楽しむことができ、秋はサゴシ(サワラの若魚)やワカナ(ブリの若魚)などの青物が回ってくることもあります。











