月イチガク2022③「備中笠岡と石見大田の石文化」
瀬戸内海に連なる笠岡諸島のひとつ北木島は、石切の島として知られます。
この島の石材は「北木石」と呼ばれ、日本銀行本店本館、三越本店、明治神宮神宮橋、靖国神社など近代日本を代表する建築物に使われ、最近では東京駅丸ノ内駅舎の改修でも採用されています。
今回の講座では、笠岡市教育委員会の安東康宏さんに北木石の歴史についてのお話をうかがうとともに、福光石に代表される柔らかい凝灰岩を多く使った大田市の石文化と比較しながら、日本の石材利用史の一端を振り返ります。
大田市と笠岡市は、「いも代官」として知られる井戸平左衛門が笠岡代官を併任した縁で友好提携都市です。
北木石の石切り場などは日本遺産「知ってる!?悠久の時が流れる」の、福光石は日本遺産「石見の火山が伝える悠久の歴史」の構成文化財という縁があります。
カテゴリー | 教室 |
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日時 | – |
会場 | さんべ縄文の森ミュージアム |
定員 | 会場参加:20名/オンライン参加:80名 |
料金 | 大人300円・小中高生100円(入館料)/オンライン参加無料 |
備考 | 三瓶自然館年間パスポート(1500円)で参加できます。 |