出雲市にあるチョコレート専門店『La chocolaterie NANAIRO』さんにお邪魔しました✩°。
エシカルをテーマにした「しまねを楽しみ、未来へ繋ぐ」コラムの取材で、出雲市斐川町にあるチョコレート専門店「La chocolaterie NANAIRO(ラ ショコラトリ ナナイロ)」さんにお邪魔しました✩°。
お店に入ってすぐ目を奪われる可愛いチョコレートたち!!
“世界で美味しいチョコレート10選”にも選ばれたナナイロさんのチョコレートは、カカオ豆の買い付けから選別、焙炒、テンパリング、成形、包装まで、全ての工程を自社工房で行う『bean to bar(ビーン トゥ バー)』です。
その魅力は深く計り知れませんが、今回のコラムでは主にカカオ豆を「フェアトレード」で輸入しているところからお伺いしています。
フェアトレードとは、「公平・公正な貿易」のこと。
ナナイロさんは主にドミニカとベネズエラの小規模農園で作られるカカオ豆を信頼できるフェアトレード団体やカカオハンターを通し、市場価格の2倍以上の値段で輸入しています。
きちんとお金が農園に届くルートで買い付けることで現地の農家や村の生活を支えると共に、カカオ豆作りの技術向上や子供の「教育」の機会を作る活動にも協力されています。
カカオ豆のフェアトレードは生産国が抱える貧困や紛争、犯罪、児童労働など様々な問題の解消に繋がり、適切な農薬の使用やカカオの木の管理は熱帯林の保全など、気候変動を含めた世界の問題解決にも繋がります。
ナナイロさんのチョコレートに使われるのはカカオ豆ときび砂糖のみ。
乳化剤などは一切使用せず、日々の研究と果てしない試行錯誤により美味しいチョコレートを作っています。
チョコレートのトッピングには斐川町で作られた「エゴマ」や海士町の「崎みかん」を使用されたり、県産の和紅茶や赤大豆とのコラボ商品などもあります。
完全無農薬で莫大な手間がかかったり、後継者問題があったり…様々な苦労を抱えながらも、抜群に美味しい食材。農家さんの大きな努力の結晶をナナイロのお店から発信したいという想いです。
大切な人へのプレゼントや自分へのご褒美に世界・地域を変える美味しいチョコレートはいかがでしょう?
La chocolaterie NANAIROを立ち上げた 西森亜矢さんをご紹介するコラムは8月末公開予定です。ぜひお楽しみに!!
୨୧記事のお写真やチョコレートのトッピングは2021 春夏コレクションより୨୧
ぜひチェック٩꒰*´꒳`*꒱۶
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