寒い冬!お家の弱点を自分で断熱DIYイベント体験レポート①後半

2020.02.12

―断熱材をカットしてみるも

 

そしてここからは、話を聞いているだけでなく次回の実践編に備えて断熱材のカットの練習に取り掛かりました。
初めて触る断熱材に参加者からは、「へー初めて見た」とか「すごく軽いんですね」といった感想が聞こえて来ました。

 

 

床下には、通常厚めの断熱材を使用することが多いそうですが、今回は扉の厚みに合わせて薄めの20mmのものを使用します。
薄めといっても、カッターでカットしてみると、これがなかなかまっすぐ切れなかったり、切り口が斜めになったりと以外に苦戦していました。

 

 

 

 

―1回目のワークショップを終えてみて 

『エコリフォームワークショップに参加されて、みなさんいかがでしたでしょうか?』

 

Aさん:ウチも結構古いお家なので、ガラス戸も多く使われています。部屋数も結構あるんですが、使っていない部屋も多くて家の中で温度差が大きいので、今日のお話を聞いてウチの家でもできることが何かないかと思いました。

 

 

Bさん:私の家は、気密性が高いので冬はいいんですけど、夏はかなり暑いです。寒さのことを強いていうと1階の床がちょっと寒いくらいかな。

久保さん)部屋の中でも、上下で温度差がありますので床の断熱が弱いと足元が寒い部屋になります。高気密で断熱性の高い家に暑い空気が入ると中はずっと暑い状態になるので、空気の通り道や日差しを遮るシェードなどが効果的ですよ。

 

Cさん:私の家は、家を建てた時に、二階を吹き抜け構造にしたんですが、暖かい空気が二階に逃げるので冬はとても寒い家になってしまいました。
天井のシーリングファンは回しているんですが…。

長嶺さん)吹き抜けは、平成10年くらいに流行りましたね。
夏と冬でシーリングファンの回転方向を逆にすることはご存知ですか?メーカーによって羽の向きが違うので一概には言えませんが、夏は下向きに送風、冬は逆に上向きに送風するようにすると少し違います。しかし、日本の家で吹き抜け構造だと、冬は寒い傾向があります。

 

―みなさん、それぞれ家の悩みをお持ちなんですね。その中には、プロにお任せした方が良いこととDIYでもエコリフォームに取り組めることがあると思いますので、ぜひ今日の知識を活かして取り組んでみてください。

本日はご参加いただき、ありがとうございました。

 

―増子さんにお話をお聞きしました

 

プロフィール

増子淳一さん。1987年茨城県常陸太田市出身、津和野町在住。奥様と3歳と1歳のお子さんの4人家族。引っ越したばかりの家で初めての冬を迎える前にエコリフォームに挑戦!

―関東のご出身ということですが、そもそも島根に来られたきっかけはなんだったんですか?

元々は東京でテレビの制作の仕事をしていたんですが、ずっと農業をしたいという思いがあったのでいくつかの自治体に問い合わせをして、島根県の津和野町役場にいろいろと紹介していただいて6年前25歳の時に移住しました。

―就農されてからも少し経ちますね。

えぇ。初めは研修先を紹介していただき2年勉強してから、いまは一人でやってます。
ハウス園芸でトマトを中心に他をちょっとやっています。

―今回、エコリフォームに取り組もうと思われたきっかけはなんだったんですか?

仕事の関係の方からエコサポしまねさんがエコリフォームに取り組む人を探しているという話を聞いて、ちょうどよかったので手をあげました。

仕事もだいぶん安定して来ましたし子どもも小さいので、生活を守るという意味でももう少し家を整備したいと思っていたところなんで。

―今日の感想があればお聞かせください。

最終的にどんな形になるのか、本当に部屋が暖かくなるのかわかりませんが、次回が楽しみです。

―本日は、ありがとうございました。

 

 

 

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