さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園)

島根県大田市にある三瓶小豆原埋没林公園

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月イチガク「良港ゆのつは火山の贈り物!?」

石見銀山の港として栄えた温泉津はどうして良い港だった?

奥行きがあるリアス海岸の入り江の成り立ちを探ると、2つの時代の火山が大きな役割を果たしていました。

日本遺産「石見の火山が伝える悠久の歴史」の視点から見た温泉津を、当館の中村が紹介します。

 

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月イチガク①「縄文の森出現 ~埋没林発見の物語~」

1998年の晩秋、三瓶山北麓の大田市三瓶町多根で大きな発見がありました。

地中に立ち並ぶ巨木群。それは縄文時代の森が太古の姿を残したまま埋もれたものでした。

現在ではほとんど見られないスケールのスギ巨木が何本も立つ様子は、縄文時代の森林は私たちの想像を超える壮大さだったことを物語ります。島根県により「三瓶小豆原埋没林」と命名して発見を発表すると、多くの報道陣が現地を訪れてニュースが発信され、自然科学の研究者らからも過去の自然環境を示す証拠として注目を集めました。

発見から25年余。

ひとりの高校教師が三瓶火山の研究にかけた情熱といくつかの偶然が発見につながったこと。

そして、巨大な森が地中に埋もれるまでには地形の偶然がいくつも重なったこと。

奇跡的に残り、発見された縄文の森について、その「奇跡」の「軌跡」を、発掘前からこの森に関わってきた中村が紹介します。

 

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月イチガク②「イノシシ学 ~君はなぜ里に出てくるの?~」

「昔は、この辺にはイノシシなんかおらんかったが、最近は増えて畑を掘ってやれんだぁ。」

そんな話を耳にする機会が年々増えているような気がしませんか?

 

イノシシに限らず、地域によってはシカやサルが増えているとも聞きます。

けものたちの世界は今どうなっているのでしょう。なぜ人里近くへ出現するのでしょう。

動物の視点から、その行動と心理を解き明かすことで共生と獣害対策の方法を探っている江口祐輔さん(麻布大学)にお話をうかがいます。

 

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月イチガク③「石見の銀・銅山Ⅰ」 ~もうひとつの石見銀山・久喜~」

安芸(広島県)との国境に接する久喜銀山(邑南町)について、発掘などの調査に携わっている大野芳典さん(邑南町教育委員会)に紹介していただきます。

 

久喜銀山は16世紀代には銀が生産され、「銀鉱山王国IWAMI」の一角をなす重要な銀山です。

ここの鉱石は鉛鉱石が中心で、銀以上に生産される鉛は石見銀山(大田市)での銀製錬用に供給されたと考えられており、その点でも重要な存在でした。

 

近代の製錬所跡も注目すべき存在で、そのあたりをじっくりお聞きしたいと思います。

 

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月イチガク④「石見銀山学 ~輝かない石が招いた輝き~」

16世紀、国内でいちはやく銀の量産に成功し、その大量の銀が日本と世界の歴史に転機をもたらした石見銀山。

その成功の背景には、周防の大内氏と博多の神屋家、日明貿易という社会的背景と同時に、石見銀山固有の「石」の存在があった。

日本遺産「石見の火山が伝える悠久の歴史」の切り口で火山が作り出した「輝かない石」に注目し、石見銀山のすごさの秘密を探ります。

 

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月イチガク⑤「墓場放浪記 ~墓と石の旅路を追って~」

古い墓石は地域の歴史を物語ります。

 

時代によって形が移り変わり、使われる石材は地域の文化圏を反映し、大きさや作りが弔われる人の力を反映する。そして、長い時間、その場所にとどまる。

最近、墓石に注目して記録に残っていない地域史を解き明かそうという試みが島根県各地で行われています。

 

その先駆的存在である、考古学の手法で墓石を研究する間野大丞さん(島根県教育委員会)と中村唯史の対談で、石材の産地とその流通から見える歴史に迫ります。

 

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月イチガク⑥「気候が変? どう? ~気候変動の過去未来~」

今、気候に何が起きていて、これからどうなるのでしょう。

 

気候の未来を予測するには、過去の気候変化を知ることが欠かせないとされ、近年は年輪を用いた高精度での古気候解析が行われています。

地質時代の古気候や現在の気候を紹介しながら、将来についてエコサポしまねの葭矢崇司さんと一緒に考えます。

 

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月イチガク⑦「大田の海から続く道 ~ワニ、塩鯖そしてワカメの旅路~」

三次名物「ワニ料理」のルーツは大田にあり。

かつて大田の沿岸で採れた海産物は、中国山地の山間部に流通しました。サメ(ワニ)や塩鯖、ワカメなどがどのような道で運ばれたのでしょう。そこには石見銀山からつながる街道が関係していたかも知れません。

 

また、三次でワニ料理が名物になっているように、今の文化に当時の名残をみることができるのでしょうか。

海と道に焦点をあてたお話を、多田房明さん(山陰民俗学会)にうかがいます。

 

 

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月イチガク⑧「地図がオモシロイ ~地理屋と地質屋が地図を読む~」

地理の目線で地域の面白さを生徒に伝える阿部志朗さん(大田高校)と地学で地域をみる中村唯史(縄文の森)の対談で、地理院地図や古地図から読み解くことができる大田市地域の歴史や大地の成り立ちを紹介します。

 

2024年春に完成したばかりの大田市の高精細「赤色立体図」も紹介予定です。

 

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月イチガク⑨「縄文の宝島『隠岐』 ~大地と人の2万年~」

黒くきらめく黒曜石は縄文の宝。

貴重な宝の石を産出する隠岐を目指して、縄文人は丸木舟で海へこぎ出しました。

人々が2万年近くにわたって隠岐の黒曜石を目指す間に大地は大きく変化した歴史があります。

 

 

その後、隠岐は遠流の島としての時代、北前船の中継地としての時代を経てきました。

現代に至るまで、人々の暮らしに影響し続けている隠岐。

チガク的視点で、「遠くて近い島」の大地と海と人に注目します。

 

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月イチガク⑩「東洋一の金鉱山・瑞芳 ~藤田組が手がけた鉱山~」

「千と千尋の神隠し」の舞台と噂されるようになってから、日本をはじめアジア各国から多くの観光客が訪れる台湾の九份。

この町は、近代に佐渡金山をしのぐ、アジア最大の金鉱山の町として成立しました。

 

明治時代に九份の開発に乗り出したのは、大森鉱山(石見銀山)を経営していた藤田組です。鉱区を分けて東側の金瓜石は釜石製鉄所などを経営した田中組で、九份と金瓜石は当時の面影を色濃く残します。

この回では、瑞芳鉱山(九份、金瓜石)の歴史と今の風景を紹介します。

 

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月イチガク⑪「超レアなアナ ~松江のアナ・大田のアナ~」

松江市の大根島にある溶岩隧道は、本州ではここと富士山麓でしかみることができない希少な地形。

そのガイドを務めている松原慶子さん(出雲国ジオガイドの会)に、竜渓洞の面白さを紹介していただくとともに、島根半島の潜戸や洞窟遺跡、大田市にある数々の興味深い穴について、中村唯史(縄文の森)との対談で紹介します。

 

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月イチガク⑫「“火山の谷”大田町を歩く」

大田の市街地は火山の谷に成立した?? 

大田町をぶらぶら歩きながら、三瓶火山の活動が地形に与えた影響と、町の成り立ちに関わりる地形を探ります。

 

町の各所で見ることができる三瓶火山の巨大噴火の痕跡、誰が名付けたか「トリス坂」と駅通り、町の景色がこれまでと違って見えるまちあるきです。