コラム✽.雲南市の『舟木木工所』野尻香織さん、舟木代表をご紹介!

2022.03.31

 

 

 

しまねの風土や暮らしを思いきり楽しみ、未来に豊かな資源を繋ぐ方をご紹介するコラム「しまねを楽しみ、未来へ繋ぐ」꒰*´꒳`*꒱۶

今年は持続可能な社会(SDGs)の実現や貧困・人権、気候変動など様々な課題の解決に繋がるといわれる「人・社会・地域・環境」に配慮した消費「エシカル消費」をテーマに、島根の素敵な人を5名紹介します。

 

✽早速コラムを読む✽

 

 

 

第4回.『舟木木工所』野尻香織さん、舟木清代表
 

雲南市加茂町にある「舟木木工所」では、飛鳥時代より伝わる日本の伝統技術「組子細工」を駆使した様々な作品が作られています。

釘などを使わず、小さな木片を組み合わせてつくる幾何学模様は約200種類以上。

代表の舟木清氏は厚生労働省の「現代の名工」に認定されています。

 

 

 

作品に使用されるのは、出雲地方を中心とした「島根県の木」。

伝統工芸品に地域の木を使用することは、森林資源の循環や林業の活性化の一助を担い、CO₂をよく吸収する強く豊かな山を守ることにつながります。

また、木の世界には膨大な知識があります。神が宿るとされる木、縁起の良い木、薪や炭に適した木…伝統の継承はこの知識も未来に繋ぎ、地域のチカラに繋げます。

 

 

 

現在、舟木木工所では若い職人が技術を継承するため、日々制作に励むと共に、アクセサリーや自由に作るキット商品、木育玩具など時代に寄り添った新たなデザインを生み出し、私たちの身近に伝統の魅力を運んでいます。

 

 

「木は捨てるところがない」。僅かな廃材も余すことなく活用する、舟木木工所の自然に寄り添うサスティナブルなものづくり。

私たちは大切なひとや自分への贈り物に伝統工芸品を選ぶ事で、取り組みを応援する事ができます。

時代の中で進化し続ける伝統と、未来の島根へのあたたかな想いをぜひご覧ください♪

 

サスティナブルな価値と共に、進化し続ける伝統 舟木木工所 野尻さん、舟木代表

 

 

 

 

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