女子目線で雲南市のオシャレな楽しみ方を発信!FELICE吉田さん(2)
―女子は着物を着るとテンション上がりますね!
そうなんです!雪が降ってましたが、それがまた楽しかったですよ。
雲南を広めるためにPR活動をひたすら行っていました。
初めは、「雲南に来たら暇になるかも?」と思っていましたが、実際、広島にいるときよりも遊びが豊富!確かにショッピングモールはないけど、雲見滝では竹竿に魚肉ソーセージを付けて魚釣りをしたり、三刀屋川ではおしゃピク(おしゃれピクニック)をしました。
お揃いの服を着て、ミニ黒板を持って、おしゃれなサンドイッチ作って、自己満足だけど(笑)
でも本当に楽しい!!広島から来た友達も「雲南ってこんなことができるの!?」と喜んでました。
毎週のように温泉巡りしたり、どこを撮っても映えるくらい自然が豊か!
雲南では、ワクワクする遊びが、土・日曜日にできる!それを発信していました。
―JR木次線のイベントもしてましたよね?
そう!木次線はすごく好きなんです。
いつも通る道も、田んぼの風景も、電車の中から見ると全然違ってキレイに見えたり…。
それに夜、電車を見ると1両なのでネコバス(映画『となりのトトロ』より)に見えるんですよ(笑)。
住んでる家が線路に近いので、電車の通る音が今はアラームになるくらい暮らしに溶け込んでいるんです。
ちなみに、大好きな木次駅は私にとって写真を撮る場所になってます。
今度、第3回目の「おくいずも女子旅列車」を開催します。
おいしいお酒と素敵な景色が見ながら、のんびりとした列車旅が楽しめますよ!
(*後日開催され、大盛況でした)
―地域おこし協力隊でやってきたことも引き続き行っているのですね!
はい。インスタや、おくいずも女子旅列車などは引き続き行っています。
地域おこし協力隊の時は行政側として情報発信をしていましたが、ネットの向こうにいる人の顔が見えなくて『私がしていることは本当に望まれているんだろうか?』という不安もありました。
しかし、今年からFELICEに勤めて、お店で直接お客さまと接することができるので、要望を聞き、声を拾うことができるようになりました。
SNSの「いいね」の数ではなくて、実際に買う、行くなどの行動をしてくれることが大切なのだと感じました。
―新しいお店「dining&cafe 39+(サク)」、ステキですね!
「39」とはお客さんの笑顔が咲く、とか〝サンキュー〟の意味も込められています。
ここは食を提供するだけではなく、島根の窯元のコーヒーカップを並べたり、槻之屋ヒーリングや、あごうや農園の野菜を使ったり、お店の設計も地元の人ですし、ハーブが好きな人にドリンクのレシピ提供してもらったり、いろんな人を巻き込んでお店をつくっています。
店内にはプチステージがあって、ここで演劇をしたり、写真展やワークショップもできます。
―「39+」から、雲南の魅力が広がりますね!
雲南には特技を持っている人がたくさんいますが、披露するところが少ないのです。
雲南の人は広島の人と比べると控えめなので、39+でガンガン発表してもらいたいです!
そして自信を持って、他の場所でもいっぱい活躍して欲しい。小さなお店ですが、ここから雲南を盛り上げたいです!
―例えば2030年、吉田さんはどんな島根・雲南だったらいいと思いますか?
今の中高校生は大学で県外に出るかもしれませんが〝私の地元っていいところなんだよね〟と自慢できるようにしたいですね。
普通に自然の中で楽しむ暮らしや遊びがあって、逆に松江市や出雲市、県外からたくさんの人が遊びに来てくれたら嬉しいです。
「島根って何もないと思っていたけど、いいところあるじゃん!」って。
この前のゴールデンウィークに、ついに島根の19市町村を制覇しました!
今は雲南を中心に仕事をしていますが、ゆくゆくは「島根」の魅力をPRする仕事をしたい!と思っています。
■吉田さん一押し!今週からできる楽しいプチエコ■
お休みの日は、島根を存分に楽しんで欲しい!!ちょっとおしゃれな工夫をして、近所の魅力スポットでわくわくがいっぱいの休日を過ごして欲しいです。普段乗らないバスや列車に乗るだけでも、ぐっと特別な日になりますよ!ぜひ雲南にも遊びに来てくださいね!
*吉田さんとお話した感想*
新卒で雲南市へ飛び込み、はや4年。公私ともに雲南に貢献している吉田さん。田舎で普通にしている遊びを女子っぽくオシャレにPR。キラキラした目と、屈託のない笑顔で多くの人を巻き込みながら、雲南を盛り上げている姿がまぶしかったです。
雲南市・奥出雲町・飯南町で
素敵な旅を!
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