標本展示~伊達コレクション 2025.10.26
昨年の冬から、当館では収蔵庫に保存している様々な標本を紹介するミニ展示を本館ホールの一角ではじめました。今年の9月からの2ヶ月間は、鳥類の展示期間。標本の重要性を一番伝えられるのは・・・と考え、研究用の標本ではありますが、戦前に収集された「伊達鳥類コレクション」の一部を展示することにしました。これらの標本の中には、現在ではその場所で観察することができない種類もあります。例えば、日本列島から遠く離れた日本で一番東にある『南鳥島』。ここには明治時代にはアジサシの仲間の集団繁殖地(コロニー)がありましたが、さまざまな理由で消滅してしまいました。そして、現在でもそれらの繁殖地は復活することはなく、その鳥たちも日本で見ることはごく稀です。そんな鳥たちが生存していた証拠となるのが標本。貴重な標本なので劣化を防ぐために2週間ごとに標本の種類を入れ替えています。今の展示標本は、マミジロアジサシ。この標本は、10月31日までの展示となっていますので、興味がある方は、ぜひご来館ください。

(学芸課 星野由美子)










