今年は輝くか? かんむり座T星 2025.05.04
昨年、かんむり座T星という新星が急激に輝くと話題になりましたが、予測がずれたようで、実はまだ明るくなっていません。また、かんむり座がよく見える季節がやってきましたので、ぜひ注目してください。その星が肉眼で見えるようになる数日間が、まもなくやってくるかもしれません。

(学芸課天文事業室 竹内幹蔵)
昨年、かんむり座T星という新星が急激に輝くと話題になりましたが、予測がずれたようで、実はまだ明るくなっていません。また、かんむり座がよく見える季節がやってきましたので、ぜひ注目してください。その星が肉眼で見えるようになる数日間が、まもなくやってくるかもしれません。

(学芸課天文事業室 竹内幹蔵)
春の三瓶山を代表する草花のひとつがスミレの仲間。その中でも、優雅な花の色と香りをもつのがニオイタチツボスミレです。名の由来は香りが強いことですが、みんなで匂いを嗅ぐと、匂いがした、しなかったと分かれます。香りがあるのかないのか、ぜひ自分の鼻で試してみて下さい。

(副館長 井上雅仁)
今ごろの夜8時から9時ごろ、南の空にしし座が見えています。横向きにお座りしている姿で星座になっています。しし座の中で一番明るい星は一等星の「レグルス」です。首の辺りにあるアルギエバは二重星で、望遠鏡で拡大するとオレンジ色と黄色い星が並んでいるのばわかります。また、後ろ足の付け根のあたりには「しし座の銀河トリオ」と呼ばれるM65,M66、NGC3628の三つの系外銀河があります。銀河が並んでいる姿は双眼鏡での観察がおすすめです。

(学芸課天文事業室 矢田猛士)
山野の水がしみ出た場所には野生動物のお風呂である「ヌタ場」が存在します。夜になるとヌタ場には多くの哺乳類が訪れます。泥浴びをするものもいれば、上澄みの水を飲みに来るものもいます。ヌタ場の周囲にある木には動物たちが体を擦りつけることがあり、ささくれだった樹皮には泥に交じって体毛が不着していることがあります。長い体毛をみつけたら、シカかイノシシのものである可能性が高いです。両者の体毛を見分けるには、半分に折ってみて、元の形に復元せずに折れていたらシカの可能性が高いです。イノシシの毛はコシがあり、元の形に戻ります。家畜化されたイノシシであるブタの毛が歯ブラシに使われるのも納得できます。

(学芸課 安藤誠也)
法田地区・小諸喰の海岸にある遊歩道にある“ゴジラ岩”。その正体は流紋岩の貫入岩です。ゴジラっぽさの理由は大きく2つ。まず、ゴジラ岩をつくっている流紋岩は、周りの堆積岩類より硬く、風化侵食に強かったため、孤立した岩場になっていること。そして流紋岩には節理(割れ目)が発達しており、全体的にゴツゴツとした形になっていること。
美保の北浦に上陸した、小柄で色白なゴジラに会いに行ってみるのはいかがでしょうか。
【ゴジラ岩の3Dモデルをぐりぐり動かせます】
https://skfb.ly/pvGOu

(学芸課 今井 悟)
春先に姿を見せる大型のハナバチの仲間、コマルハナバチです。マルハナバチの仲間は、毛に覆われたずんぐりとした体が特徴で、肌寒い日でも活発に活動しています。また、キブシのように下向きに咲く花でもしっかり掴まり、蜜を吸うことができます。
早春から活動を始め、夏には姿を消す春のハチです。

(学芸課 皆木宏明)
3月23日に金星が内合となります。これは地球から見る金星と太陽の方向が同じになることで、目で見ることはできません。安全に向けられる自動導入の大型望遠鏡であれば、ごく細い金星の姿がわかります。金星はこの先、しばらくのちに明けの明星として夜明け前の東の空に現れます。

(学芸課天文事業室 太田哲朗)
地球から見ると、土星の環の傾きは年々変化します。3月24日には土星を真横から見る形となり、環はたいへん薄いので消えたようになります。ただしこの日は、土星が太陽の方向に位置するため、その現象を見ることができません。5月7日になれば、太陽の光が環の真横から差すため、再び輪が消えます。

(学芸課天文事業室 竹内幹蔵)
暖かくなってきた今の季節。あちこちでツバメの姿を見かけるようになりました。ツバメのような姿ですが、ブーメランのように湾曲した翼で滑空するのはアマツバメ。川や水田などの上空で、羽虫などのエサを飛びながらキャッチする姿をみつけることができる季節です。

(学芸課 星野由美子)
3月上旬、三瓶山の春はまだまだ先ですが、一足早く花を咲かせる樹木があります。穂のように伸びているのは、ヤマハンノキの雄花序です。少し前までは短い状態でしたが、日に日に長くなり、小さな花を開かせました。ちなみに赤紫色の小さな楕円形の部分は、雌花序になります。

(学芸課 井上雅仁)