ハロ 2025.02.23
ハロは、太陽の光と大気中の氷の結晶による光学現象で、太陽の方向に現れます。太陽の周りに、丸い光の環が出ているのを見たことがある方も多いと思います。これもハロの一種です。一方、ハロと似た大気中の光学現象に虹があります。虹は大気中の水滴が作り出す現象で、太陽と反対の空に出現します。
2021年1月25日に大田市で観察されたハロは、太陽の周りに二重に環(内暈と外暈)が広がっていました。さらに、太陽の両側には幻日と呼ばれるスポット的に明るい場所と太陽と幻日を貫く幻日環、加えて太陽の上側には逆さ虹と呼ばれる光の弧(アーク)が見られました。このような複数のハロが同時にはっきりと出現するのは、このあたりでは、数年に1度の現象です。

(学芸課天文事業室 矢田猛士)










