月と金星 2025.05.18
金星は現在、明けの明星として夜明け前の東の空にあります。5月24日には、この金星に細い月が近づきます。太陽を除く天体の中で一番明るいのが月、二番目が金星ですから、近づくと見事な眺めとなります。午前3時頃に昇ってくるので、早起きしてみてみましょう。

(学芸課天文事業室 太田哲朗)
金星は現在、明けの明星として夜明け前の東の空にあります。5月24日には、この金星に細い月が近づきます。太陽を除く天体の中で一番明るいのが月、二番目が金星ですから、近づくと見事な眺めとなります。午前3時頃に昇ってくるので、早起きしてみてみましょう。

(学芸課天文事業室 太田哲朗)
スズメは私たちのもっとも身近に生息する野鳥です。5月上旬には、巣立ちしたヒナに親鳥が食べもの与える姿を見かけることもあります。スズメは雑食性で、小さな虫や植物の種子などを食べます。巣は木の穴や、屋根や電柱などの人工的な構造物の隙間に作ります。近年、スズメが減少したという報告もありますが、民家に巣を作りにくくなったことも要因の一つとされています。スズメのような身近な野鳥が減少してしまうのか?これからもしっかり身近な自然に目を向けていきたいものです。

(学芸課 星野由美子)
3月9日の記事のとおり、5月7日には土星の薄い環の真横から太陽の光が当たり、環が完全に見えなくなります。5日の朝方、サヒメルの望遠鏡では、すでにまったく環が見えませんでした。11月25日ごろにも環がほぼなくなりますので、その時期にはサヒメルの天体観察会で環のない土星が見られます。
(学芸課天文事業室 竹内幹蔵)
昨年、かんむり座T星という新星が急激に輝くと話題になりましたが、予測がずれたようで、実はまだ明るくなっていません。また、かんむり座がよく見える季節がやってきましたので、ぜひ注目してください。その星が肉眼で見えるようになる数日間が、まもなくやってくるかもしれません。

(学芸課天文事業室 竹内幹蔵)
春の三瓶山を代表する草花のひとつがスミレの仲間。その中でも、優雅な花の色と香りをもつのがニオイタチツボスミレです。名の由来は香りが強いことですが、みんなで匂いを嗅ぐと、匂いがした、しなかったと分かれます。香りがあるのかないのか、ぜひ自分の鼻で試してみて下さい。

(副館長 井上雅仁)
今ごろの夜8時から9時ごろ、南の空にしし座が見えています。横向きにお座りしている姿で星座になっています。しし座の中で一番明るい星は一等星の「レグルス」です。首の辺りにあるアルギエバは二重星で、望遠鏡で拡大するとオレンジ色と黄色い星が並んでいるのばわかります。また、後ろ足の付け根のあたりには「しし座の銀河トリオ」と呼ばれるM65,M66、NGC3628の三つの系外銀河があります。銀河が並んでいる姿は双眼鏡での観察がおすすめです。

(学芸課天文事業室 矢田猛士)
山野の水がしみ出た場所には野生動物のお風呂である「ヌタ場」が存在します。夜になるとヌタ場には多くの哺乳類が訪れます。泥浴びをするものもいれば、上澄みの水を飲みに来るものもいます。ヌタ場の周囲にある木には動物たちが体を擦りつけることがあり、ささくれだった樹皮には泥に交じって体毛が不着していることがあります。長い体毛をみつけたら、シカかイノシシのものである可能性が高いです。両者の体毛を見分けるには、半分に折ってみて、元の形に復元せずに折れていたらシカの可能性が高いです。イノシシの毛はコシがあり、元の形に戻ります。家畜化されたイノシシであるブタの毛が歯ブラシに使われるのも納得できます。

(学芸課 安藤誠也)
法田地区・小諸喰の海岸にある遊歩道にある“ゴジラ岩”。その正体は流紋岩の貫入岩です。ゴジラっぽさの理由は大きく2つ。まず、ゴジラ岩をつくっている流紋岩は、周りの堆積岩類より硬く、風化侵食に強かったため、孤立した岩場になっていること。そして流紋岩には節理(割れ目)が発達しており、全体的にゴツゴツとした形になっていること。
美保の北浦に上陸した、小柄で色白なゴジラに会いに行ってみるのはいかがでしょうか。
【ゴジラ岩の3Dモデルをぐりぐり動かせます】
https://skfb.ly/pvGOu

(学芸課 今井 悟)
春先に姿を見せる大型のハナバチの仲間、コマルハナバチです。マルハナバチの仲間は、毛に覆われたずんぐりとした体が特徴で、肌寒い日でも活発に活動しています。また、キブシのように下向きに咲く花でもしっかり掴まり、蜜を吸うことができます。
早春から活動を始め、夏には姿を消す春のハチです。

(学芸課 皆木宏明)
3月23日に金星が内合となります。これは地球から見る金星と太陽の方向が同じになることで、目で見ることはできません。安全に向けられる自動導入の大型望遠鏡であれば、ごく細い金星の姿がわかります。金星はこの先、しばらくのちに明けの明星として夜明け前の東の空に現れます。

(学芸課天文事業室 太田哲朗)